うちの妹のばあい 純愛版


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歴史を変えるために未来からやってきた主人公・達也の娘?
やたらと優香に対抗心を燃やしている。

一方でなぜか、通りすがる女の子にランク付けをしていく。
謎の多い少女である。 


 

そうこうしている間に、女の子はこちらへ近づいてくる。

そして横をすれ違ったかと思うと、

「う〜ん…」

なぜか優香の周りをぐるぐると回り始めた。

「なに、この子?」

「さあ…」

「ふむふむ…(もみもみ)」

「きゃぁっ!?」

何周かしたあと、女の子は当たり前のように優香の胸を
揉んでいく。

しかも外側から内側へ、両手で包みこむように。

「ちっ、パッド入りかよ」

で、舌打ち。

優香の頬が僅かに引きつっていた。

「えっと、何かお姉ちゃんにご用があるのかな〜」

「ふむふむふむ…(ぴらっ)」

「きゃああぁっ!?」

完全に優香を無視し、今度はスカートをめくりあげる。
痴漢も羨ましがるような大胆な手口だった。

「なっ…なっ…なんなの、この子っ!」

「ちっ、白かよ。色気ねーな」

最近の若い子は言うことがストレートだ。

(にしても、顔と言葉遣いのギャップがすごいな…)

ついでに言うと、ぺったんこな胸もすごい。

「ふぅ…」

しばらくして満足したらしく、女の子は優香から離れて
いった。

そしてどこからかボールペンとメモ帳を取り出し、

「ランクF、と」

何かのランク付けが終わったらしかった。

「なんか面白い子だな」

「…待ちなさいよ、そこのっ」

「……?」

「ランクFっていうのはどういう意味?
 わたし、あなたに胸を揉まれたり、下着検査される
 筋合いないんだけど」

「…………」

女の子はぽかーんとしている。

(中略)

「おにいちゃん? この人があなたの…?」

「何か文句あるの?」

「…ぜんぜん、似ていませんの。ランクFのあなたには…」

「だから、そのランクFって何の話?」

「女としての総合ランキングですの」

「へー、そうなんだ。女としてのねー」

「…………」

にっこり微笑む女の子。

丸みのある指が、さっきからずっと俺の髪を撫でてくれている。

「…待って。ランクFって総合の何番目?」

「もちろん、最低ランクですの♪」

 



「信じる信じないは自由ですの。
 でもかれんはパパの娘なんですの♪」

「じゃあさ、その娘が一体何をしに過去へやってきたの?
 観光旅行?」

「それは……未来を変えるためですの」

「未来を変える?」

「未来のパパは苦しんでいましたの。
 傲慢で凶暴なママはいつもパパとかれんのことを
 イジメてほくそ笑んで…」

「げ…俺、そんな人と結婚するのか…」

「そんな人っていうか、誰っ。
 お兄ちゃんは将来、誰と結婚するの?」

「それは…」

チラリと優香を見る。

「…かれんの口からは言えませんの」

「……わたしじゃ……ないのかな……」

「どうなんだろ。傲慢で凶暴って…」

「な…なんでわたしの方を見るの、お兄ちゃん?」

「う〜ん…」

随分、話が深刻になってきた。

「ちなみにあなたのママは、女性の総合ランキングで
 どのぐらいなの?」

「ランクF。ゴミですの」

ますます深刻だ。

 



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