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そうこうしている間に、女の子はこちらへ近づいてくる。
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そして横をすれ違ったかと思うと、
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「う〜ん…」
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なぜか優香の周りをぐるぐると回り始めた。
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「なに、この子?」
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「さあ…」
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「ふむふむ…(もみもみ)」
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「きゃぁっ!?」
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何周かしたあと、女の子は当たり前のように優香の胸を 揉んでいく。
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しかも外側から内側へ、両手で包みこむように。
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「ちっ、パッド入りかよ」
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で、舌打ち。
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優香の頬が僅かに引きつっていた。
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「えっと、何かお姉ちゃんにご用があるのかな〜」
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「ふむふむふむ…(ぴらっ)」
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「きゃああぁっ!?」
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完全に優香を無視し、今度はスカートをめくりあげる。 痴漢も羨ましがるような大胆な手口だった。
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「なっ…なっ…なんなの、この子っ!」
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「ちっ、白かよ。色気ねーな」
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最近の若い子は言うことがストレートだ。
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(にしても、顔と言葉遣いのギャップがすごいな…)
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ついでに言うと、ぺったんこな胸もすごい。
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「ふぅ…」
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しばらくして満足したらしく、女の子は優香から離れて いった。
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そしてどこからかボールペンとメモ帳を取り出し、
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「ランクF、と」
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何かのランク付けが終わったらしかった。
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「なんか面白い子だな」
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「…待ちなさいよ、そこのっ」
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「……?」
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「ランクFっていうのはどういう意味? わたし、あなたに胸を揉まれたり、下着検査される 筋合いないんだけど」
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「…………」
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女の子はぽかーんとしている。
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(中略)
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「おにいちゃん? この人があなたの…?」
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「何か文句あるの?」
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「…ぜんぜん、似ていませんの。ランクFのあなたには…」
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「だから、そのランクFって何の話?」
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「女としての総合ランキングですの」
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「へー、そうなんだ。女としてのねー」
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「…………」
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にっこり微笑む女の子。
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丸みのある指が、さっきからずっと俺の髪を撫でてくれている。
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「…待って。ランクFって総合の何番目?」
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「もちろん、最低ランクですの♪」
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